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広島平和記念資料館(ひろしまへいわきねんしりょうかん)は、広島県広島市中区に所在する博物館(平和博物館)である。「原爆資料館」(げんばくしりょうかん / もしくは「平和資料館」)とも称される。 == 概要 == 中島町の広島平和記念公園敷地内に所在し、広島原爆の惨状を後世に伝えるための施設として当初は「広島平和会館原爆記念陳列館」の名称で開館した。運営は広島市出資の財団法人広島平和文化センターが行っている。 2013年1月現在の入場料は、大人50円・小人30円(小・中・高生)。団体料金は、大人が30人以上の場合40円。小人が20人以上の場合は無料になる。 国指定の重要文化財である西側の「本館」と、東側の「東館」からなり、観覧は東館から入場し本館から退出するコースとなっている。東館には原爆投下までの広島市の歴史や原爆投下の歴史的背景に関する展示があり、本館では広島原爆の人的・物的被害に関する展示が行われている。特に、原爆投下直後の壊滅した広島市街地の縮小模型、熱線で全身の皮膚を焼けただれさせながら炎の中をさまよう被爆者の等身大ジオラマ(通称:被爆再現人形(後出))、被爆死した三人の動員学徒が身に付けていた制服の残骸を組み合わせて一体の人形に仕立てた「三位一体の遺品」や「黒焦げの弁当箱」など被爆死した動員学徒たちの遺品、本通の住友銀行広島支店から1971年に移設された「人影の石」などがよく知られている。2013年現在の収蔵品は約2万1000点に及び、館内の見学は本来は3時間ほどかかるとされるが、資料館側の調査によると実際の来館者たちの見学時間は後述の通り平均45分余であるという〔平和記念資料館を全面的にリニューアル - 公益財団法人 広島平和文化センター〕。 訪問者の累計は5301万人(2005年5月末迄)で年間百万人台で推移しており〔「原爆資料館、今夏50周年」『中国新聞』2005年6月27日付記事 〕、特に外国人入館者が多くトリップアドバイザーの調査でも高い評価を得ている。また「平和へのメッセージ」として専用のノートに観覧の感想を記すコーナーも設置されており、国内外の各地から来館した人々がメッセージを書きのこしている。このメッセージには多くの著名人・要人によるものが含まれている(後述)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「広島平和記念資料館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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