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広島電気軌道100形電車(ひろしまでんききどう100がたでんしゃ)は、広島電鉄の前身事業者である広島電気軌道が、同社路線の開業に際して1912年(大正元年)に新製した電車(路面電車車両)である。 本形式は101 - 150号車として落成し、後年社名を広島瓦斯電軌と改めたのちにA形の形式称号が付与された。本項では、A形の形式称号が付与される以前の101 - 150号車について、広島電鉄社史などの表記に従って「100形」として記述する。 また、本項では100形の主要機器を流用して半鋼製車体を新製した450形電車についても併せて記述する。 == 概要 == 広島電気軌道の路線開業に際して、1912年(大正元年)11月に101 - 150(101 - 130は初代)の50両が東京・天野工場において新製された。 屋根部の構造をダブルルーフ仕様とし、オープンデッキ構造を採用する木造車体を備える4輪単車で、側面に客用扉はなく、前後デッキと客室の間に開閉扉を備える。前面下部には救助網を備え、幕板部には行先表示幕を設置し、前照灯は前面窓下に取り付け式のものを1灯装備した。 集電装置はトロリーポールを採用、当初はダブルポール仕様であったが、1933年(昭和8年)にシングルポール仕様に改められた。 車体塗装は濃緑一色塗りとされ、前面腰板部の向かって右側に車番を表記し、側面腰板部には漢字の「広」を図案化した広島電気軌道の社章を設置した〔「広島鉄道市内線」(1962) p.67〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「広島電気軌道100形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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