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広留野高原(ひろどめのこうげん)は、鳥取県の扇ノ山南麓に広がる高原である。標高650mから900m付近に約200haの広さを有し、営農地や行楽地として利用されている〔〔。 ==地理== 扇ノ山由来の安山岩の溶岩台地の上に、大山由来の火山灰が堆積して黒ボクの土壌が発達している。南東側は来見野川、北西側は細見川による激しい浸食が進んでおり、急峻な渓谷が形成されている。とりわけ南の来見野川にそっては標高差400mほどもある断崖になっており、「諸鹿川渓谷」あるいは「来見野渓谷」と呼ばれている。この渓谷には大鹿滝をはじめ、「諸鹿七滝」とよばれる様々な滝があり、朝日新聞社と森林文化協会による「日本の自然百選」(1983年)に選ばれている。広留野と渓谷の端部では細見川と来見野川に挟まれた標高差400mほどの陵部があり、南側では屏風岩と呼ばれる高低差100mほどの切り立った岩肌が聳えている〔〔〔。 屏風岩の真下の諸鹿地区とは水平距離では1-2kmあまりだが、広留野高原との標高差は400m以上あり、年間を通じて麓とは5度ほど気温が低い。広留野は12月から4月にかけて数メートルの積雪があるうえ、霜は5月末まで続き、10月下旬には初霜が降りる。また、細見川とは100から200m、来見野川とは300mほどの落差のある険しい崖に阻まれていて、麓の村落と往来可能な道路がなく、農業用水の確保も難しかった。このため近世から何度も農耕が試みられては失敗を繰り返してきた〔〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「広留野高原」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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