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庄川扇状地(しょうがわせんじょうち)は、富山県の庄川流域に広がる扇状地である。富山県南砺市、砺波市、小矢部市、高岡市一帯に広がる。扇央部は砺波平野とも呼ばれる散居村が広がる地域としても知られ、標高25メートル以上の散居村が見られる付近を扇央部、標高25メートル以下の旧湿田地帯を扇端部として区別する。 == 庄川 == 庄川は扇状地を形成する過程で西東に何度も流路を変えてきたはずである。記録が残る室町時代以降は西から東へと流路を変えていることが分かっている。 1406年(応永13年)以降は野尻川(砺波市東野尻を通り、小矢部市津沢の北方で小矢部川へ流れ込む流路)が庄川本流であり、それ以前は高瀬村(南砺市高瀬)を流れる川筋が庄川本流であったとの記述が残されている(加越能三ヶ国御絵図被仰付候覚書)。以降、中村川(現在の岸渡川へ流れ込む流路)・新又川(現在の荒又川へ流れ込む流路)を経て、1585年(天正13年)から1630年(寛永7年)は千保川が庄川の本流であった。1630年(寛永7年)以降は現在の流路となっている。現在の流路は近年まで夫々の地域で中田川、射水川、大門川等と呼ばれていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「庄川扇状地」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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