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店頭デリバティブ(てんとうデリバティブ、)とは証券取引所などの公開市場を介さず、当事者同士が相対で取引を行うデリバティブのこと。OTCデリバティブとも呼ぶ。市場で取引されるデリバティブのことは市場デリバティブ、上場デリバティブと呼ぶ。 == 概要 == 市場に参加する個人投資家にとっては市場デリバティブの方がなじみ深いが、取引規模としては店頭デリバティブの方が圧倒的に大きい。2013年時点で世界全体の店頭デリバティブの取引残高が約700兆ドルなのに比べ市場デリバティブの取引残高は100兆ドルにも満たない。日本でも金融庁が集計している店頭デリバティブの想定元本ベースの取引残高が2015年3月末時点で3,831.6兆円であり、非常に巨額となっている。 店頭デリバティブで取引されるデリバティブの原資産は金利と為替が多い〔。特に日本においては金利スワップが店頭デリバティブ取引の70%超を占めている。その他に為替予約、通貨オプション、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)、商品先物取引、天候デリバティブ、バリアンススワップ、差金決済取引(CFD)など多様なデリバティブが取引されている。また取引当事者も金融機関同士での取引、金融機関と事業会社や法人間での取引、事業会社同士での取引、金融機関と個人投資家間での取引など多様であり、店頭デリバティブを利用している事業会社や法人も大企業から中小企業、教育機関、宗教法人まで多岐にわたる。さらに外国為替証拠金取引(FX)も一部は店頭デリバティブに類型される。 後述のように2000年代後半以降は世界的に店頭デリバティブへの規制が強化されており、一部の店頭デリバティブが強制的に中央清算()されるなどしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「店頭デリバティブ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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