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府県統計書(ふけんとうけいしょ)とは、日本の明治初期から太平洋戦争初期まで、府県が毎年発行していた統計書である。 明治維新以後、それぞれの県が統計を行なっていたが、明治16年(1883年)に内務省が府県統計書様式を定めたため、各府県がそれに従って統一的な様式で作成するようになった。その後、太平洋戦争の時期に発行が停止したが、戦後に都道府県統計年鑑と改称されて続いている。 東京都は戦前には東京府と呼ばれていたため、東京都のデータもある。 == 内容 == 統計項目は国勢調査同様、多岐にわたっている。時代を下るごとに項目が増えているが、戦後に統計年鑑に引き継がれる際、一部の項目はなくなっている。 統計年鑑ではあまり見られないものとして、兵事(徴兵検査など)や農業などの詳細なデータが存在する。また中学校、高等女学校、師範学校の入学時・卒業時の年齢(最高・最低・平均)が掲載されている県が多い(統計年鑑では消えている)。 戸籍についても、華族・士族・平民・外国人別の統計や、無籍者の就籍記録、複本籍の訂正記録なども載っている県がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「府県統計書」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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