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座布団の舞(ざぶとんのまい)とは、大相撲の取組において、横綱が格下の力士に負けた時に、観客が土俵に向かって自らの座布団を投げる行為のことである。 以前は平幕力士が横綱に勝って金星となった時のみであったが、後に三役級(小結、関脇、大関)の力士が横綱を破った時であっても投げられる場合もある。例外として、横綱同士の時、また、横綱以外の力士でも、その力士の優勝が決まった時に投げられる場合、あるいは名勝負(三役級同士あるいは元三役対前頭との対戦も含まれる)と呼ばれる取組にも投げられる場合、物言いが付いている最中にも投げられることもある。 ==歴史== 明治時代には、ひいきの力士にご祝儀をあげる目的で、羽織や帽子などの個人を特定できるものを投げ、呼び出しまたは力士本人〔岡本綺堂の「東京風俗十題」(河出文庫『風俗明治東京物語』p22)によれば、「弟子の小力士」が投げた主に届けて祝儀をもらうことになっている。〕がそのひいきに、返却かたがたあいさつにいくことでご祝儀をもらうという習慣があった。当時これは「祝儀を投げる」の意味で「投げ花」と呼ばれたが、明治42年に大相撲常設館(初代両国国技館)が完成した際に正式に禁止されたため見られなくなった。現在の座布団投げは、それを引き継いだものという説もある。なお、投げ花に代わる形で導入されたものが、現在まで続く懸賞金である。 現在では上記のような意味はなく、横綱に対する野次的な意味、勝った力士に対する祝福の意味、また、取り組みそのものに波乱が起きたという意味で座布団が舞うものと推測されている。特に金星が出た取組に多い。現在では千秋楽横綱同士の結びの一番ではどちらが勝っても賞賛が起こっている〔野次、波乱、祝福は関係ない。〕と推測されるため暗黙の了解として座布団が舞うことが多くなった。〔2010年初場所が例。〕 投げられた座布団が土俵上にそのまま残っているとその後の進行の妨げになるため、土俵上に落ちた座布団は呼出が直ちに土俵下へ払い落とす。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「座布団の舞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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