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康慶[こうけい] 康慶(こうけい、生没年不詳)は、平安時代末期 - 鎌倉時代初期の仏師。運慶の父。平重衡の南都焼き討ち(治承4年(1180年))後の復興造仏の中心人物として活躍し慶派の基礎を築いたが、詳しい経歴には不明の部分が多い。 == 経歴 ==
=== 生い立ち === 康慶の生没年は未詳だが、興福寺を中心に活動した仏師で、奈良仏師の系譜に属する。『養和元年記』に「康朝小仏師」と注記されていることから、南都仏師の正系・康朝の弟子とされる。ただし、正中3年(1326年)の仏師性慶申状に添えられた「奈良方系図」(『阿刀文書』)をはじめ仏師系図では康朝の父・康助の次代と記されている。康助が健在で、康朝がまだ無位であった12世紀半ば頃から単独で造仏を行っていることから、もともと康助の弟子で康助の死後、康朝を手伝って活動したと考えられる。また、事績から単なる弟子筋の仏師ではなく、康助・康朝と何らかの血縁関係にあった可能性がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「康慶」の詳細全文を読む
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