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康暦[こうりゃく] 康暦(こうりゃく)は、日本の南北朝時代の元号の一つ。北朝方にて使用された。永和の後、永徳の前。1379年から1380年までの期間を指す。この時代の天皇は、北朝方が後円融天皇。南朝方が長慶天皇。室町幕府将軍は足利義満。 == 改元 ==
*永和5年3月22日(ユリウス暦1379年4月9日) 疫病・兵革による改元 *康暦3年2月24日(ユリウス暦1381年3月20日) 永徳に改元 菅原秀長の『迎陽記』によれば、室町幕府から准三后二条良基を介して、改元の日時や使用する文字に関して様々な介入があったことが記されている〔『迎陽記』康暦元年3月22日条。なお、『後鑑』同日条にも『迎陽記』からの引用が行われている。〕。当時、改元は朝廷の権限であったが、室町幕府の同意なくして実現できなかった状況を反映している〔北爪真佐夫「元号と武家」(初出:『札幌学院大学人文学会紀要』第68号(2000年9月)/所収:北爪『文士と御家人』(青史出版、2002年) ISBN 978-4-921145-13-2)。〕。
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