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廃駅(はいえき)とは営業を廃止した鉄道駅である。手続上廃止されたものだけでなく、再開の見込みのない長期休止駅も事実上の廃駅と言える。日本国外の廃駅は莫大な数に及ぶため、以下は主に日本での例を表記する。 == 廃駅の発生 == 廃駅となる原因は大別して、駅が所属する鉄道路線の廃止(廃線)に伴うものと、何らかの事由により鉄道路線の営業が継続しているにもかかわらず駅のみが廃止されるものとに分かれる。また、駅としては廃止された後も、信号場として運転扱いのみを継続したり(楓信号場など)、まれではあるが仮乗降場として旅客扱いを継続したケースがある。 路線存続のまま廃駅となる要因としては、主に次のような原因が単独ないし複数あてはまることによる。 * 利用者や取扱貨物の減少・消滅。 *: 例:犬伏駅、小名木川駅 * 別線上の新駅への機能移転。線路付け替えによって移設された旧駅跡もこの範疇。 *: 例:四日市駅(近鉄名古屋線)、笹島駅、片町駅(JR西日本片町線) * 線路付け替え・改良による代替駅不設置。 *: 例:滝里駅、新保駅、片町駅(京阪電気鉄道京阪本線) * 近接した駅の統合。既設駅に統合する場合と、駅を新設して統合する場合あり。 *: 例:西宮東口駅(西宮駅に統合)、京浜逗子駅と逗子海岸駅(新逗子駅を新設して統合) * 災害や戦災。 *: 例:桐ヶ谷駅 * 戦争の激化にともなう燃料統制による停車駅抑制。戦争による燃料統制により、電気や燃料を節約するため、停車駅の削減が図られた。駅間が短い電化私鉄(および、国鉄の私鉄買収線)・路面電車・気動車列車運転区間に主に存在。 *: 例:本山駅、中新田駅 * あらかじめ期間を限定して開設された駅(臨時駅)や仮駅の営業期間終了。 *: 例:万博中央駅、万世橋駅(東京メトロ銀座線) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「廃駅」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Abandoned railway station 」があります。 スポンサード リンク
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