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延遼館[えんりょうかん]
延遼館(えんりょうかん)は、日本初の西洋風石造建築物。幕末に幕府の海軍所施設として建造された建物が基礎となっている。明治2年に浜離宮内の迎賓館として整備され多くの国賓を迎えた。内部の障壁画は、狩野雅信、狩野永悳、狩野董川らの筆になる。 ==歴史==
*1869年(明治2年)、イギリス王子エジンバラ公アルフレートが来日することが決定した。明治政府は初の外賓を迎えるにあたり、幕末に海軍施設として建設された石造の建築「石室」を改修して迎賓施設とした。5月落成。7月に延遼館と改名。 *1879年(明治12年)、ジョサイア・コンドル設計により改修。世界周遊の途次、日本に立ち寄った元米国大統領グラント将軍が延遼館に滞在。明治天皇とも会見した。
*1885年(明治17年)、延遼館の裏庭において初の天覧相撲が開催された。 *1892年(明治25年)、老朽化のため解体。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「延遼館」の詳細全文を読む
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