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弦屋 光溪(つるや こうけい、昭和21年(1946年)7月 - )は、昭和時代から平成時代にかけての版画家。 == 来歴 == 昭和21年(1946年)、神奈川県茅ヶ崎市に生まれる。本名・三井 弦。父は洋画家の藤川光次。その後、東京都新宿区諏訪町で育った。昭和46年(1971年)に富士短期大学を卒業。サラリーマンを経て、独学で木版画家に転身した。昭和49年(1974年)に結婚。昭和53年(1978年)3月、国立劇場で「浮世柄比翼稲妻」を観覧し、市川海老蔵が演じる不破伴左衛門の立ち姿と、雲に稲妻模様の衣装が東洲斎写楽の錦絵と同じであることに感激して、役者絵の制作を決意した。 同年9月、歌舞伎座内で、役者絵のシリーズ展を開始、木版画家としてデビューする。それ以降、昭和53年(1978年)から昭和54年(1979年)に第1期大首絵シリーズ(全9点)、昭和55年(1980年)から昭和56年(1981年)に第2期大首絵シリーズ(全8点)、昭和57年(1982年)から昭和58年(1983年)に第3期大首絵シリーズ(全27点)、昭和59年(1984年)から昭和60年(1985年)に第4期大首絵シリーズ(全10点)、昭和60年(1985年)から昭和62年(1987年)に第5期大首絵シリーズ(全18点)、昭和62年(1987年)から昭和63年(1988年)に第6期大首絵シリーズ(全12点)、平成元年(1989年)に第7期大首絵シリーズ(全7点)、平成2年(1990年)から平成3年(1991年)に第8期大首絵シリーズ(全9点)、平成4年(1992年)から平成5年(1993年)に第9期大首絵シリーズ(全7点)、平成6年(1994年)から平成7年(1995年)に第10期大首絵シリーズ(全8点)、平成8年(1996年)から平成9年(1997年)に第11期大首絵シリーズ(全10点)、平成10年(1998年)に第12期全身図シリーズ(全6点) 、平成11年(1999年)から平成12年(2000年)に第13期集成シリーズ(全15点)を開催、平成12年(2000年)の8月をもって歌舞伎座内での役者絵シリーズ展を終了した。この22年間に発表した役者絵は合計146点に上った。 また、昭和55年(1980年)には東京の養清堂画廊で個展を開催。以降、昭和63年(1988年)に銀座松屋で歌舞伎座100年記念の個展、平成元年(1989年)にパシフィック・アジア美術館(アメリカ・カルフォルニア州)で、平成3年(1991年)にレッドファーンギャラリー(イギリス・ロンドン)で、翌平成4年(1992年)に平木浮世絵美術館で、平成13年(2001年)に茅ヶ崎市美術館で個展を行った。 さらに、イギリスの大英博物館において、平成2年(1990年)には同博物館の日本ギャラリーオープン展に作品を出品。以降、平成6年(1994年)の大英博物館・大正昭和の日本版画展、及び翌平成7年(1995年)の大英博物館・日本美術展、平成14年(2002年)の大英博物館・日本20世紀後半の版画展(12点出品)にも作品を出品している。 平成15年(2003年)になると静岡県熱海市に転居し、自画像シリーズ「連作・孤独」を開始した。 == 画集 == * 1988年 松竹株式会社より画集を発行 * 1992年 松屋銀座美術部より画集を発行 * 1992年 平木浮世絵財団より画集を発行 * 2001年 茅ヶ崎市美術館より画集を発行 * 2008年 株式会社 山田書店 より画集を発行 == 関連項目 == * 浮世絵#代表的な浮世絵師 * 浮世絵師一覧 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弦屋光渓」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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