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amblyopia =========================== ・ 弱 : [なよなよ] 【名詞】 1. weak 2. delicate 3. supple
弱視(じゃくし)とは、現在、単に医学用語における医学的弱視(amblyopia)を指す事が多い。日本においては昔から「一定限度以下の視力を有するものはすべて弱視とする」という定義があり、学校保健法などに記載されている弱視もこれに準ずるものである。これらは原因のいかんを問わずに一定以下の視力を有するもの全てを含んでいる(partially sightedness)。これらは医学的弱視に対して社会的、教育的弱視、またはロービジョンと呼ばれる。つまり、従来の弱視、または弱視者については、ロービジョンを参照の事。 ここではこの医学的弱視について述べる。 == 定義 == 1960年代ではBngerterの「弱視とは器質的変化が無いか、またはあってもそれによっては説明のつかない視力低下を指す」という定義が多く用いられていた。 植村(1964)は、「弱視とは視機能の発達過程において、先天性あるいは後天性の障害因子にとって正常の視的条件付けが障害され、あるいは異なった条件付けが成立するにいたったもの」と定義している。 Burian,von Noorden(1974)は、「弱視は検査によって明らかな原因が発見できず、適切な症例は治療により視力が回復しうる片眼性の視力低下」と定義しているが、後にvon Noordenはこれを修正し、両眼性の視力低下もこれに準ずるとし、その機序についても述べている(1974)。 総じて、現在日本において、弱視とは視覚の発達期に視性刺激遮断あるいは異常な両眼相互作用によってもたらされる片眼あるいは両眼の視力低下で、眼の検査で器質的病変はみつからず、適切な症例は予防、治療が可能なもの(植村、1993)という定義が広く受け入れられている。 (場合により)医学的弱視(つまり本項目で述べられている「弱視」)は、社会的弱視(ロービジョン)に含まれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弱視」の詳細全文を読む
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