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張海鵬[ちょう かいほう]
張 海鵬(ちょう かいほう)は中華民国・満州国の軍人。北京政府、奉天派に属し、後に満州国に参加した。字は仙濤。別名は連渓。綽名は張大麻子。 == 事績 ==
=== 奉天派での活動 === 元々は盗賊追捕の任にあった。しかし日清戦争を境に、馬賊の馮徳麟配下となる。日露戦争後に馮に従って清朝に帰順し、張海鵬は巡防隊管帯となる。また、奉天講武堂で学習した。1910年(宣統2年)、張作霖と知り合い、義兄弟の契りを交わした〔徐(2007)、1836頁。〕〔王ほか主編(1996)、993-994頁。〕。 中華民国が成立した1912年(民国元年)12月、張海鵬は第28師第55旅旅長(第28師師長:馮徳麟)に任命された。1917年(民国6年)、張勲復辟に呼応して挙兵した馮が張作霖に逮捕され、失脚する。以後、張海鵬は張作霖配下に転じた。1921年(民国10年)、張海鵬は中東鉄道護路軍哈満副司令に任命され、1923年(民国12年)には同軍総司令に昇進した。翌年の第2次奉直戦争の後に、奉天騎兵第1遊撃隊統領となった。1927年(民国16年)、遼寧洮遼(または洮南)鎮守使兼東北騎兵第32師師長に任命された〔〔王ほか主編(1996)、994頁。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「張海鵬」の詳細全文を読む
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