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張継科(ジャン ジーカ 1988年2月16日- )〔は、中国青島市出身の卓球選手。2011年世界選手権ロッテルダム大会の男子シングルスで初優勝、そして2013年世界選手権パリ大会の男子シングルスで2連覇を果たした世界チャンピオンで、ロンドンオリンピックの男子シングルス金メダリスト。 2011年の世界選手権・ワールドカップ、2012年のオリンピック、2013年の世界選手権と全ての決勝戦で2009年世界チャンピオンである王皓を破って優勝している。 2008年全中国選手権大会男子シングルスで当時北京オリンピック代表の三人であった王皓、馬琳、王励勤を連破し、優勝して頭角を現す。YG (ヤングジェネレーション) サーブに代表される強力なサーブ、多彩かつ攻守巧みなバックハンド技術に加え、切れの良いフォアハンドドライブを放つ。特に台上バックドライブは代名詞のような技術になっており、卓球界を変えたと言える。 打球点の早さとカウンタープレーでの勝負、前述の台上バックドライブとバックハンド中心の連続攻撃で当時の中国では突然変異の存在となる。以前はバックハンドプレーヤーであったが、徐々にフットワークを活かしたフォアの連続攻撃も目立ち始め、より隙の無い両ハンドになっている。引き合いや中陣からの攻撃では、ボールの威力を重視し打球点を落としてでも回転とスピードをつけている。 世界選手権やオリンピックなど大舞台になればなるほど強いが、プロツアー等では取りこぼすケースが増えている。 == 人物・来歴 == 2009年の世界卓球選手権横浜大会の男子ダブルスで郝帥とのペアで銅メダル、混合ダブルスで木子とのペアで銀メダルを獲得した。 2010年3月のアジアカップでは同じ中国の馬琳、許昕、シンガポールのガオ・ニンを破り優勝した。5月に行われた世界卓球選手権モスクワ大会では準決勝で日本の岸川聖也、決勝でドイツのクリスティアン・ズースを破り中国の優勝に貢献した。 広州市で行われたアジア競技大会の男子ダブルスでは王皓とのペアで金メダルを獲得した。 2011年の世界卓球選手権ロッテルダム大会ではシングルス初出場であったが、準決勝でティモ・ボル、決勝で王皓を破り男子シングルスを優勝をはたした。ユニフォームを引き裂くパフォーマンスで物議を醸した。 2012年のロンドンオリンピック男子シングルスに出場し、決勝で王皓を破り見事優勝し、男子団体と合わせて2冠を達成した。男子シングルスで優勝を決めた直後、表彰台に走って行きキスをするパフォーマンスを披露した。 かつては朱世赫のカットを苦手としていたが、中国の超級リーグで同じチームとなったことをきっかけに彼の特徴を掴み、現在は克服している。今は戦術的に苦手なタイプはいないが、同年代の馬龍を苦手としており2011年は多くの大会の決勝戦で敗れている。しかし、近年は克服しつつある。 2013年の世界卓球選手権では男子シングルスを2連覇をはたした。観客席の両親ところへ行きガッツポーズ、ユニフォームを脱いで観客席に投げ込むパフォーマンスを披露した。 中国では起亜自動車やコカ・コーラのCMに出演しており、微博には、410万人のフォロワーがいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「張継科」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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