翻訳と辞書
Words near each other
・ 張蒼
・ 張蓉芳
・ 張蔭桓
・ 張蔭梧
・ 張藐
・ 張藝謀
・ 張虎
・ 張虎 (後漢)
・ 張虎 (魏)
・ 張虔威
張衛
・ 張衛 (サッカー選手)
・ 張衛健
・ 張衡
・ 張衡 (クレーター)
・ 張衡 (小惑星)
・ 張衡 (科学者)
・ 張衡 (道教)
・ 張衡 (隋)
・ 張表


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

張衛 : ウィキペディア日本語版
張衛[ちょう えい]
張 衛(ちょう えい、生没年不詳)は、中国後漢時代末期の武将。公則豫州沛国豊県の人。父は張衡。母は盧氏。兄は張魯。弟は張愧。甥は張富・他数名(張魯の10人の子)。

== 正史の事跡 ==

建安20年(215年)、曹操漢中へ進攻してくると張魯が降伏しようとしたが、張衛は承知せず、将軍の楊昂楊任と数万の兵を率いて陽安関を守備した。一時は曹操軍を撃退したが、曹操が高祚らが率いる別働隊を派遣して夜襲させたため、楊任が戦死し、張衛も敗走した(陽平関の戦い)。
それでも張衛が抵抗を続けていると、野生の鹿数千頭が張衛の陣営を走り壊す事故(曹操軍の計略によるものかどうかは不明)が発生した。さらに、偶然発生した高祚との夜間の遭遇戦では、高祚が味方を呼ぶために打ち鳴らした軍鼓の音を、張衛は奇襲の合図と勘違いしてしまう。これらのことにより、ついに張衛は戦意を喪失して降伏した。
『天師世家』は、張衛の字を公則とする。曹操に仕えて昭義将軍に任ぜられたと記載されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「張衛」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.