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構造力学および材料力学において弾性曲線方程式(だんせいきょくせんほうていしき、)は、はり部材が外力を受けた後の、全変位・変形後の形状を示す曲線(弾性曲線)〔吉田(1967)、p.76。〕を表す次の方程式のことである〔崎本(1991)、p.153。〕。 ここで、はたわみ、は断面の位置、は曲げモーメント、は曲げ剛性(材料定数)である。すなわち、この微分方程式は、「たわみの2階微分が曲げモーメントを曲げ剛性で割ったものを負にしたものに等しい」ことを意味する。 通常、はりを固定する支点は変位しないと考えるため、弾性曲線はたわみ曲線(たわみきょくせん、)と一致する〔(以降は「弾性曲線」と呼ぶが、「たわみ曲線」と言い換えても差し支えない)。 言い換えれば、弾性曲線とは、はり部材に荷重が作用した時のはりの部材中心軸が示す曲線とも言える〔米田(2003)、p.147。〕。 == たわみ角とたわみ == この時、変形前のはりの中心軸から、変形後の、はりの中心軸の変位をたわみ(〔崎本(1991)、p.151。〕)と呼び、たわみがなす線を弾性曲線あるいはたわみ曲線といい、弾性曲線の接線と変形前のはりの中心軸とのなす角をたわみ角(〔)という〔米田(2003)、p.147。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弾性曲線方程式」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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