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当別町営軌道(とうべつちょうえいきどう)は、かつて北海道石狩郡当別町にあった簡易軌道。 == 概要 == 当別町の中心地より、北部の青山奥三番川地区までの簡易軌道であり、青山ダムの南までの約31kmの路線であった。当別北部は豪雪地帯であり、道路があるものの豪雨ではぬかるみになるなど、木材運搬などにより簡易軌道の需要があった。 1947年(昭和22年)に着工し、青山四番川までの48kmの計画であったが、変更を余儀なくされ〔 田中和夫『北海道の鉄道』 北海道新聞社 273-274頁〕、1949年(昭和24年)に当別停留所 - 青山中央停留所間が開業となる。1952年(昭和27年)に、大袋停留所までの全線が開通となる〔鴻之舞鉱山で不要になった25kg/mレールを一部使用した。湯口徹「簡易軌道のはなし」『鉄道ファン』No.377、1992年9月号、56頁〕。全線当別川に沿うように軌道を敷設したため、当別川の増水などで運休が相次いだ。 1954年(昭和29年)9月26日に発生した洞爺丸台風の影響により営業休止となる。廃止時期については、いろいろ情報があるが、当別町役場のサイトには1955年(昭和30年)に運行不能になったとの説明がある。1956年(昭和31年)をもって完全に全線廃止となる。なお、書類上は1958年(昭和33年)となっている。 2011年(平成23年)現在、廃線跡には橋脚や路盤が残っている〔当別町営軌道跡沿線探検 - 2011年も冒険の旅に出発 〕。大袋停留所があった青山奥三番川には、当別町営軌道の橋脚に人が通れる通路が設置されている〔当別町営軌道跡沿線探検 - 2011年も冒険の旅に出発 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「当別町営軌道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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