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形原藩(かたのはらはん、かたはらはん)は、三河国(現在の愛知県蒲郡市形原町)に存在した藩。居城は形原城(稲生城)。〔二木謙一監修・工藤寛正編「国別 藩と城下町の事典」東京堂出版、2004年9月20日発行(345ページ)〕 == 藩史 == 徳川氏が東海を治めていた時代、形原には形原松平氏が入っていた。松平家信は徳川氏に仕えて功を挙げたことから、三河形原に5000石を与えられていた。元和4年(1618年)9月に安房国内において5000石を加増されて1万石の大名として諸侯に列したことから、形原藩が立藩した。しかし藩政においては家信はほとんど何もせず、嫡男の康信が執行していたと言われている。 元和5年(1619年)9月、家信は摂津高槻藩2万石に加増移封されたことから、形原藩は廃藩となり、その所領の内の5000石は高槻に移った康信の所領となった。残りは天領として組み込まれ、後に松平清直に与えられて交代寄合となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「形原藩」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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