翻訳と辞書
Words near each other
・ 形容辞
・ 形峰線
・ 形式
・ 形式の法則
・ 形式ニューロン
・ 形式ローラン級数
・ 形式主義
・ 形式主義 (数学)
・ 形式主義 (音楽)
・ 形式仕様
形式仕様記述
・ 形式体系
・ 形式冪級数
・ 形式冪級数環
・ 形式名詞
・ 形式和
・ 形式差
・ 形式張る
・ 形式意味論
・ 形式手法


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

形式仕様記述 : ミニ英和和英辞書
形式仕様記述[けいしきしようきじゅつ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
形式 : [けいしき]
 【名詞】 1. (1) form 2. formality 3. format 4. (2) appearance 5. mode 6. (3) math expression 
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 
: [し]
 【名詞】 1. official 2. civil service
仕様 : [しよう]
 【名詞】 1. way 2. method 3. means 4. resource 5. remedy 6. (technical) specification 
: [よう]
  1. (adj-na,n-adv,n) way 2. manner 3. kind 4. sort 5. appearance 6. like 7. such as 8. so as to 9. in order to 10. so that 1 1. yang 1
: [き]
 (n,n-suf) chronicle
記述 : [きじゅつ]
 1. description 2. descriptor

形式仕様記述 : ウィキペディア日本語版
形式仕様記述[けいしきしようきじゅつ]
形式仕様記述(けいしきしようきじゅつ、)とは形式手法のひとつで、何らのシステムなどについて、その性質などの仕様を形式的に記述する手法や、そういった手法による仕様の記述である。
形式的な仕様を与えることにより、対象システムが仕様に照らして正しいかどうかを形式的に判定することが可能となる(形式的検証)。また、仕様策定の工程で仕様の不整合を検出することが可能となり、実装工程のような開発の後半での仕様不備発覚、それに伴う手戻り(多大なコストを要する場合が多い)を防ぐという利点がある。他の使われ方として、仕様から設計、設計から実装へと段階的に検証可能なステップを踏んで詳細化し、開発工程で不具合を作りこむのを防ぐ。
設計(や実装)の「正当性」はそれ自身だけで確認できないという点が重要である。正当性は与えられた仕様に照らして初めて検証可能であり、形式仕様記述が解決すべき問題を正しく記述できるかどうかは別の問題である。これもまた困難な問題であり、非形式的な実際の問題を抽象化された形式的仕様記述で正しく記述する問題に帰着する。そして、そのような抽象化は形式的証明が不可能である。しかし、仕様が表現することを期待されている特性に関わる定理を証明することによって仕様記述を検証することは可能である。もし検証結果が正しければ、それらの定理は仕様記述者の仕様記述および根底にある問題領域との関係への理解を深める。検証結果が正しくない場合、その仕様は元となっている問題領域を正しく反映しているとは言えないので、仕様記述者はさらに理解を深めて仕様記述を改訂することになるだろう。
== 関連項目 ==

* 形式手法
* ソフトウェア工学
* 仕様記述言語

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「形式仕様記述」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.