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彭キ[ほう き]
彭 玘(ほう き)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。梁山泊第四十三位の好漢で、地英星の生まれ変わり。渾名は天目将(てんもくしょう)で、その由来は死凶疫病をつかさどる凶星である天目(かに座)を意味しているといわれている。 ==生涯== 元は頴州の指揮官を務めており、代々の武将の家柄で、得物に三尖両刃を扱う。梁山泊討伐の指揮官に任命された呼延灼の推薦を受けて、韓滔とともに兵を率いて梁山泊へ攻め込む。初戦から果敢に攻めるが扈三娘によって捕らわれる。捕虜になるが、宋江の厚遇に感心して仲間になる。のちに捕虜になった呼延灼、韓滔を説得し梁山泊入りする。 入山後は、馬軍小彪将兼斥候となり、呼延灼の副将として韓滔と常に行動をともにし前線で戦っている。朝廷招安後も、遼国戦や田虎、王慶討伐に参戦するが、方臘討伐で常州を攻めた際、敵将・許定と戦うが、韓滔が高可立の矢を受けて落馬し、張近仁に槍でとどめを刺されたのを見た彭玘は、激怒して高可立に斬りかかるが、不意に横から飛び出した張近仁の槍を受けて戦死する。韓滔と彭玘は死ぬ時も一緒であった。平定後、義節郎に奉ぜられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「彭キ」の詳細全文を読む
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