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「アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン」("I Wanna Be Your Man"、邦題:「彼氏になりたい」) は、ローリング・ストーンズのシングル曲である。 == 解説 == ローリング・ストーンズのマネージャーのアンドリュー・オールダムは、元々ビートルズのマネージャーブライアン・エプスタインの下でビートルズの宣伝係をしていた。アマチュア時代のストーンズのステージ見ていたビートルズ〔リッチモンドのクロウ・ダディ・クラブでの事、この日からビートルズとストーンズの友情関係が続くことになる。後にジョージ・ハリスンがデッカ・レコードにストーンズを推薦し、ストーンズはデッカからデビューした。〕から、彼らをスカウトするように薦められ、オールダムはマネージャー就くことになった。オールダムは、ストーンズの2作目のシングルをどうするべきか悩んでいる時に、ジョン・レノンとポール・マッカートニーに偶然出くわした。当時、ストーンズにはオリジナル曲がなく、もっぱらお気に入りのブルースの曲などをカヴァーしていた。なんとか売り出し中のストーンズにヒット曲(しかもストーンズらしい曲)を持たせたいと考えたオールダムは、ジョンとポールにストーンズへの楽曲提供を頼んだ。3人はスタジオ51でリハーサル中のストーンズのもとへ行き、ジョンとポールの2人は「君たち向きかもしれない」と言って、まだ未完成の曲をざっと弾いて聴かせる(この時左利きのポールは、右利きのビル・ワイマンのベースをそのままひっくり返して弾いてビルは驚いたと証言している)。するとストーンズのメンバーは「これは俺たちのスタイルだ」と気に入り、ジョンとポールは部屋の隅へ行き、曲を仕上げた。この様子を見ていたミック・ジャガーとキース・リチャーズは、ビートルズの作曲能力に大変な感銘を受け、後にジャガー/リチャーズとしてオリジナル曲を作るきっかけになった。 ミックは「ポールとジョンの曲つくりは見事だった。かなり売れ線の曲だったし、2人が一番良い曲のひとつを俺たちに快くくれたことに驚いていた」と当時のことを語り、キースはビートルズの曲をやるなんて鼻高々だと喜んでいたと、ビルが回想している。しかしジョンは、後に「通行人に配るチラシみたいなものだったのさ。ビートルズではリンゴが歌って、ストーンズは自分たちの曲を演った(やった)んだ。ぼくらが連中をどう見ていたかが、これでわかる。良いものを連中にやる気はなかったさ」〔出典:「ジョン・レノン PLAYBOY インタビュー」1981年 集英社 98頁〕と発言している。 ミックとブライアン・ジョーンズがツイン・ヴォーカルで唄っている。ストーンズのヴァージョンはオリジナル・アルバム未収録で、コンピレーション・アルバム『シングル・コレクション (ザ・ロンドン・イヤーズ)』(1989年発売)に収録された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 I Wanna Be Your Man 」があります。 スポンサード リンク
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