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待労院(たいろういん)は、熊本県熊本市西区にあったカトリック系のハンセン病療養所(診療所)である。ジャン・マリー・コール(Jean Marie Corre、1850年6月28日 - 1911年2月9日)によって創設され、私立のハンセン病療養所として、114年間にわたって救らい活動を行った。 == 概要 == 当初、本妙寺に集まる患者を施療したことから始まる。小倉の第12師団軍医部長となった森鴎外が、1899年(明治32年)の修道女の看護活動を「小倉日記」で次の通り称えている。
1952年からは琵琶崎待労病院、1996年からは待労院診療所と改名した。1948年には入所者数121名を数えたが、ハンセン病患者の減少と入所者の高齢化により徐々に入所者は減少し、1992年(平成4年)7月31日時点では、男性7名、女性9名、合計16名、平均年齢68.9歳となっていた。〔「私立らい療養所琵琶崎待労病院の歴史」板倉 和子 日本らい学会雑誌 Vol. 61 (1992) No. 2 P 112-116 〕2012年に最後の入所者が菊池恵楓園に転園したことにより、入所者が0名となった。2013年1月10日に廃止届を提出し、114年の歴史に幕を閉じた。〔ふれあい福祉だより10号 2013, 「待労会陰診療所114年の歴史に幕をとじる。」鈴木よう子〕〔熊本の私立ハンセン病施設が閉鎖 明治以来の歴史に幕 〕。最後の運営主体は社会福祉法人聖母会であった。2013年現在、旧教会に資料館が設立されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「待労院」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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