|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 律 : [りつ] (n) commandments ・ 律令 : [りつりょう, りつれい] 【名詞】 1. a statute 2. a law 3. legal codes of the Nara and Heian eras based on Chinese models ・ 令 : [れい] 1. (n,n-suf,vs) command 2. order 3. dictation ・ 国 : [くに] 【名詞】 1. country
令制国(りょうせいこく)は、日本の律令制に基づいて設置された日本の地方行政区分である。律令国(りつりょうこく)ともいう。奈良時代から明治初期まで、日本の地理的区分の基本単位だった。 令制国の行政機関を国衙(こくが)または国庁(こくちょう)といい、国衙の所在地や国衙を中心とする都市域を国府(こくふ)といった。また、国府は府中と呼ばれることもあった。 == 用語 == 令制国が行政体・地理区分の基本単位として用いられていた時代には、正式にも慣用的にも「国」とだけ呼ばれていた。後代の20世紀には「旧国」「旧国名」とも呼んだ。律令のうち、令によって規定される制度を令制というので、令制の国を令制国と呼ぶ。「令制国」という語は、20世紀末に用いられ始めた歴史学の用語であり、1970年代から使用例が現れる〔早川庄八「律令制の形成」に「令制国と国宰」の見出しがある。『岩波講座日本歴史』第2巻(古代2)、岩波書店、1975年。〕が、1984年(昭和59年)2月に吉川弘文館から発行された『国史大辞典第4巻』では令制国のことは「国」の項目で説明されており、文中にも「令制国」と呼ぶといった説明はない。 なお、英語などの欧米語ではprovinceに相当する訳があてられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「令制国」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Provinces of Japan 」があります。 スポンサード リンク
|