|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 後 : [のち] 1. (n,adj-no) afterwards 2. since then 3. in the future ・ 下 : [した, もと] (adv) under (esp. influence or guidance) ・ 脳 : [のう] brain, cesebral, encephalon, memory ・ 動 : [どう] 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion ・ 動脈 : [どうみゃく] 【名詞】 1. artery ・ 脈 : [みゃく] 【名詞】 1. pulse
後下小脳動脈(こうかしょうのうどうみゃく、Posterior inferior cerebellar artery, PICA)は椎骨動脈の最大の枝であり、上小脳動脈、前下小脳動脈とともに小脳を栄養する主な三つの動脈のうちのひとつ。以下文中ではこの動脈をPICAと表現する。 == 走行 == PICAは椎骨動脈から分岐すると延髄上部の表面を背側にまわり、迷走神経および副神経と交叉する。ここで延髄の背外側を栄養する小さな穿通枝を分岐する。この穿通枝が栄養する領域(下オリーブ核の背側領域)には脊髄視床路、三叉神経脊髄路核、疑核からの末梢神経、迷走神経背側核、下小脳脚の腹側、橋および延髄由来の交感神経線維などが通っている。さらに下小脳脚上を通って小脳の下部表面に達する。 内側枝と外側枝があり、内側枝は小脳半球間隙から背側に進み、第四脳室の脈絡叢の一部分を栄養する。一方外側枝は小脳虫部の下位(特に虫部垂や虫部結節)や小脳扁桃、そして小脳半球の下面を分枝しながら栄養し、やがて(椎骨動脈からのもうひとつの枝である)前下小脳動脈および脳底動脈からの枝である上小脳動脈の枝と吻合して終わる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「後下小脳動脈」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|