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鷹司 冬平(たかつかさ ふゆひら 、 建治元年(1275年) - 嘉暦2年1月19日(1327年2月11日))は、鎌倉時代後期の公卿、歌人。後照念院関白と号す。 延慶元年11月10日(1308年12月22日) - 延慶4年3月15日(1311年4月4日)に摂政を務めた後、同年同日 - 正和2年7月12日(1313年8月4日)、正和4年9月22日(1315年10月20日) - 正和5年8月23日(1316年9月10日)、正中元年12月27日(1325年1月12日) - 嘉暦2年1月19日(1327年2月11日)の3回にわたって関白を歴任した。 == 概要 == 関白・鷹司基忠の子。母は権中納言・衣笠経平の娘。叔父・鷹司兼忠を養父とする。関白・鷹司冬教の父。鷹司家3代。 弘安7年2月、叙爵される。右中将を経て、翌年3月、従三位に叙せられる。伏見天皇の正応元年11月、権中納言となる。春宮権大夫を兼ね、後伏見天皇の正安元年4月、内大臣となり、同3年の正月、従一位に昇る。後二条天皇の乾元元年11月、右大臣に昇進。12月、左大臣に昇進。花園天皇の延慶元年11月、摂政・氏長者。同3年12月、最高職の太政大臣に昇進する。同4年3月、関白となり、その後正和4年9月22日・正中元年12月27日の三回関白の地位に就いた。嘉暦2年正月19日、死没。満53歳。 文保百首・嘉元百首・伏見院三十首などに出詠。自邸でも歌会を行った。頓阿『井蛙抄』に「御風体格別也」と高い評価が見える。新後撰集初出。勅撰入集は計八十一首にのぼる。日記『後称念院関白記(冬平記)』、有識書『後照念院殿装束抄』などの著作がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鷹司冬平」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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