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後藤四郎兵衛家(ごとうしろべえけ)は、室町時代から江戸時代にかけて御用達の彫金を家職としてきた。 代々、後藤家の当主は後藤四郎兵衛(ごとうしろべえ)を通称とした。小判鋳造を手がけた金座の後藤庄三郎家と区別するため大判座後藤(おおばんざごとう)とも呼ばれた。 == 概要 == 後藤家は室町幕府の時代から御用達彫金師として仕え、織田信長、豊臣秀吉の刀剣装身具、大判鋳造の御用達も務めた。関ヶ原の戦い以降は徳川家康にも仕え、大判の鋳造と墨判および両替屋の分銅の鋳造を請負った。 江戸時代では大判座後藤家は腰物奉行の支配下であったが、大判も扱うことから勘定奉行および町奉行の支配も受けた〔瀧澤武雄,西脇康 『日本史小百科「貨幣」』 東京堂出版、1999年〕。 小判座初代当主後藤庄三郎光次は本姓が橋本あるいは山崎で、後藤四郎兵衛家の職人として働く中、五代後藤徳乗に抜擢され後藤を名乗ることを許されたという〔滝沢武雄 『日本の貨幣の歴史』 吉川弘文館、1996年〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「後藤四郎兵衛」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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