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後藤 政志(ごとう まさし、1949年 - )は、日本の技術者。元東芝・原子炉格納容器設計者、元船舶・海洋構造物設計技師、工学博士。NPO APAST理事長、筆名柴田宏行、池田諭。 == 経歴 == *東京生まれ、静岡県富士宮市で育つ。沼津工業高等専門学校機械工学科卒業。1973年、広島大学工学部船舶工学科卒業〔自己紹介 〕。 *1973年から、三井海洋開発で海洋構造物を設計。 *1989年、東芝に入社。原子炉格納容器の圧力と温度に対する強度設計を研究。2002年までに東京電力柏崎刈羽原子力発電所の3号機、6号機、中部電力浜岡原子力発電所の3号機、4号機、東北電力女川原子力発電所の3号機の設計に携わる。 *この間、原子炉格納容器の安全性は技術で担保しきれないのではとの疑念を生じるようになり、2007年7月16日の新潟県中越沖地震に伴う柏崎刈羽原子力発電所の一連の事故のときに、これは決定的にだめだ、技術者として黙ってはいられない、と思った〔日本外国特派員協会での講演、2011年03月14日〕。東芝在職中、柴田宏行名で原子力技術を批判する論文を発表した〔「ニッポン人・脈・記 石をうがつ 9 技術は何をもたらすか」、朝日新聞夕刊、2012年9月12日〕。 *2009年、東芝を定年退職〔『週刊現代』2011年5月7・14日号、p.50〕〔「原発設計、全電源喪失考慮を 元東芝技術者、福井で講演」 、福井新聞、2011年5月4日〕。 *芝浦工業大学、早稲田大学-東京都市大学大学院共同原子力専攻、國學院大学で非常勤講師。 *2011年3月11日に発生した福島第一原子力発電所事故の翌日、田中三彦らとともに記者会見し、炉心溶融の危険性をいち早く指摘した〔。以来、原子炉格納容器設計者の観点から、福島第一原子力発電所事故の分析を行っている。2011年5月23日、参議院行政監視委員会に参考人として出席。2011年11月-2012年8月、原子力安全・保安院「発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」委員を務めた〔発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会 〕。 *2012年4月、特定非営利活動法人APASTを設立した〔「技術者として考えれば、原発の安全性に絶対はない」元原子力プラント設計技術者、後藤政志さん<「どうする?原発」インタビュー第4回> ニコニコニュース、2012年8月16日、2013年7月30日閲覧〕。2013年4月より、原子力市民委員会委員を務める〔原子力市民委員会 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「後藤政志」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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