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後藤 純男(ごとう すみお、1930年1月21日 - )は日本画の画家。 昭和5年(1930年)、千葉県東葛飾郡関宿町(現野田市)に生まれる。昭和7年(1932年) に埼玉県北葛飾郡金杉村(現松伏町)へ転居。昭和61年(1986年)に内閣総理大臣賞を受賞、昭和63年(1988年)から平成9年(1997年)まで東京藝術大学美術学部の教授を務めた。平成18年(2006年)に旭日小綬章を受章する。歌人の米川千嘉子は姪。 == 略歴 == *1930年 千葉県東葛飾郡関宿町(現・野田市)の真言宗豊山派の住職後藤幸男の子として生まれる。 *1932年 埼玉県金杉村(現・松伏町)へ転居。 *1942年 金杉小学校を卒業する。同年、父後藤幸男が母校で教師を勤めていた旧制豊山中学校(現日本大学豊山高等学校)入学 *1945年 郷里の旧制埼玉県立粕壁中学校(現春日部高等学校)第4学年へ転入。 *1946年 粕壁中学校卒。山本丘人に師事。 *1949年 田中青坪に師事。 *1952年 再興第37回日本美術院展覧会(院展)に初入選。5年間の教員生活を終える。 *1954年 日本美術院院友に推挙。 *1955年 約8年間の関西、四国における真言宗の寺を巡るスケッチ旅行を始める。 *1965年 再興第50回日本美術院展覧会で日本美術院賞・大観賞を受賞。日本美術院特待に推挙。 *1969年 再興第54回日本美術院展覧会で日本美術院賞・大観賞を受賞。 *1974年 日本美術院同人に推挙。 *1976年 再興第61回日本美術院展覧会で文部大臣賞を受賞。 *1981年 ネスカフェ・ゴールドブレンド「違いがわかる男」のコマーシャルに出演。 *1982年 中国の西安美術学院名誉教授に就任。 *1986年 再興第71回日本美術院展覧会で内閣総理大臣賞を受賞。 *1987年 北海道空知郡上富良野町にアトリエを構える。 *1988年 東京藝術大学美術学部教授に就任。教授時代の門弟には、日本画家の後藤仁がいる。 *1993年 真言宗豊山派の総本山長谷寺に襖絵「夏冬山水」を奉納。 *1995年 パリ・三越エトワールにて「後藤純男展」を開催。 *1997年 東京藝術大学教授を退官。北海道空知郡上富良野町に後藤純男美術館を開館。 *1999年 千葉県銚子市に後藤純男美術館を開館(2004年1月30日閉館)。 *2002年 埼玉県北葛飾郡松伏町の名誉町民となる。 *2006年 旭日小綬章を受章。 *2014年5月10日 大分県玖珠郡九重町田野1712-707 九州芸術の杜内に常設で後藤純男リトグラフ館を開館。(原画とリトグラフ) *2016年 日本芸術院賞・恩賜賞を受賞。 *現在 日本美術院同人理事。中国西安美術学院名誉教授〔「後藤純男美術館パンフレット」2003.〕〔「GRAPHIC日本画年鑑 '11」2010.11.25, マリア書房〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「後藤純男」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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