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丹波国分寺(たんばこくぶんじ)は、京都府亀岡市千歳町国分にある浄土宗の寺院。山号は護国山。本尊は薬師如来。 奈良時代に聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺のうち、丹波国国分寺の後継寺院にあたる。本項では現寺院とともに、古代寺院跡である丹波国分寺跡(国の史跡)・丹波国分尼寺跡(史跡指定なし)についても解説する。 == 歴史 == 創建は不詳。出土瓦から実際の創建は奈良時代末期と見られている〔『図説日本の史跡 第5巻 古代2』(同朋舎、1991)、p.112〕。国分寺の付近は古代丹波国の中心地で、現在も丹波国一宮の出雲大神宮や千歳車塚古墳などが残る。 『延喜式』主税上では、丹波国の国分寺料として稲4万束があてられた旨が記載されている。発掘調査からは平安時代末期頃の再建が認められるほか、平安時代後期の薬師如来坐像が本尊として伝わっているが、文献上ではその後の経緯は明らかでない。 寺伝では、戦国時代に明智光秀の兵火により焼失したため、安永3年(1774年)に護勇比丘によって現本堂が再建されたという。ただし、国分寺には元禄14年(1701年)銘の鰐口が伝わることから、それ以前には復興されていたと考えられている。 現在は亀岡市の専念寺により管理されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「丹波国分寺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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