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御中臈(おちゅうろう)は、江戸時代の大奥の役職の1つ。定員は8名とされる。将軍、もしくは御台所の身辺を世話する。大奥女中の中から家格や容姿の良い者が、御年寄などの推挙により選ばれた。 将軍は主に「将軍付き御中臈」の中から側室を選んだが、御台所付の御中臈が将軍の目に止まった場合は、御台所から将軍に献上される形となった。お手つきとなった御中臈は「御内証の方」と呼ばれたが、影では、将軍のお手がついた御中臈を「汚れた者」、そうでない者を「お清の者」と呼ぶ、嫉妬の表れによると思われる習慣があった。また、「お清の者」は、御台所や側室が一夜を共にする際、次の間に控えてやりとりを終夜聞く役割もあった。 御中臈よりも下位の女中が将軍の目に止まった場合は、その女中は御中臈へと昇進した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御中臈」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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