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御中道(おちゅうどう)は、富士山を一周するルートのことのことで、富士講信者における修行として利用された道。富士山の五合目〜六合目(河口湖五合目 〜 吉田口六合目 〜 須走口本六合目 〜 御殿場口六合目 〜 富士宮口六合目)あたりを一周する登山道であったが、現在は一部、登山道としては廃止された。現在は、一般的には、そのうち、河口湖五合目 〜 御庭 〜 大沢崩れの部分をさす。 == 概要 == 標高2,300mから2,800m付近の山腹を通る。反時計回りに一周し、その距離は約25kmである。役行者が始めた「御中道巡り」が始まりと伝わり、16世紀後半には角行が行ったという記録が残る〔第8回 富士山世界文化遺産登録推進両県合同会議〕。 御中道を通る沢の中でも大沢崩れは特に危険で現在は通行不可である。当初は標高2800m付近の一ノ越を使用していたが、明治初期には二ノ越に変更になり、昭和初期には三ノ越に変更になり、1977年に転落事故が発生し、通行不可になった。富士講信者における修行の道としては、3回以上の富士登山の経験と誓約書などがないと通る許可が下りない程であったという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御中道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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