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御成橋(おなりばし)は静岡県沼津市の狩野川に架かる橋。当市のシンボルの1つとして親しまれている。 == 歴史 == * 1876年(明治9年)、前身となる木製の「港橋(湊橋とも)」が開通〔鈴川憲二『写真集 沼津いまむかし』郷土出版社〕。これは狩野川に初めて架けられた橋であった〔。港橋は明治33年頃まで民間人が管理し、通行料が取られていた〔静岡新聞@S「沼津「御成橋」、28日開通100年「町の宝」市民感慨」 2012年8月17日閲覧〕。 * 1912年(明治45年)7月28日、県東部で初の鉄橋として初代御成橋が竣工〔なお、この初代御成橋は市史などで長年、「大正2年の沼津大火で港橋が焼失し架け替えた」とされてきたが、地元の郷土史家、仙石規が2007年に誤りを発見した。〕〔毎日jp 「橋ものがたり・伊豆:/1沼津のランドマーク、狩野川・御成橋/静岡」 または毎日新聞2012年08月11日地方版 2012年8月17日閲覧〕。構造はカメルバック・トラス式だった。沼津御用邸に向かう皇族がその橋を渡って御用邸に向かうために「御成」と名付けられた〔。開通式典は明治天皇の崩御直前だったため中止された〔。 * 1937年(昭和12年)、交通量の増加や河川改修に伴い、当時の約35万円を投じ、現在の二代目御成橋が下路バランスドソリッドリブタイドアーチ橋として完成〔。 * 1938年(昭和13年)、来日したナチス・ドイツの青少年組織ヒトラー・ユーゲントが御成橋を渡る〔。 * 1945年(昭和20年)4月、太平洋戦争(大東亜戦争)中の空襲で支柱に凹みが残る(同年7月17日の沼津大空襲ではない)〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御成橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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