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御所(ごしょ)とは主に天皇など特に位の高い貴人の邸宅またはその人を指す、歴史上の称号のひとつ。そのいくつかは現代にも名称を残している。 == 概要 == 邸宅としての御所は天皇またはそれに次ぐ特に位の高い貴人の通常の住まいを指し、単に「御所」と呼ばれる場合は今上天皇の御所を指す。天皇の御所は皇宮とも呼ばれる、都城や城に建てられたものは宮城とも呼ばれる。江戸城跡の宮城は太平洋戦争後に皇居と呼ばれ、現在は御所とほぼ同義で用いられている。太上天皇(仙洞・院)の御所を仙洞御所または院御所といい、皇太后(大宮)の御所を大宮御所、后(女院)の御所を女院御所という。皇太子(東宮)の御所は東宮御所と呼ばれる。現在は皇室施設に御所の呼称が多いが、将軍を始めとする武家の棟梁の邸宅にも地名や特徴などを冠して「◯◯御所」と呼ばれることが多かった。 人物の称号(御所号)としての御所は皇族、大臣、将軍、その直系または傍系の子弟・子孫のことを指す場合もある。特に大臣家以上の公卿の子弟に対しては御室御所と敬称する習慣もあり、御所号は皇室のみならず、公家・武家の高位者にも広く用いられた。さらには、皇族・摂家の子弟が門跡となった寺院にも御所号が贈られることもあった。なお、歴史的な表現の方法として、親王または隠居した御所は大御所と呼ばれ特に武家政権が台頭してからは前将軍を指すようになった〔国史大辞典編集委員会編『国史大辞典 6』(吉川弘文館、1994年)780頁参照。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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