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御手印遺告(ごていんゆいごう)は、後宇多天皇が元亨元年(1321年)に大覚寺が再興された経緯、大覚寺と真言密教が永く興隆をすることを願って定めた遺誡21箇条を記した書。後宇多天皇宸翰御手印遺告、後宇多法皇御遺告、御遺告とも称される。1巻。全文6500文字余り。後宇多天皇宸筆(自筆)の草本が現在も大覚寺に所蔵され、国宝に指定されている。 == 概要 == 大覚寺建立の縁起、大覚寺護持のための掟と密教興隆の願いを、永く後世に伝えるべく執筆された遺告。執筆時期は、元亨2年(1322年)5月以降から崩御する元亨4年(1324年)7月までの間。後宇多天皇が傾倒した空海の『御遺訓』に倣って25箇条まで作る予定だったようだが、実物は21箇条で終わっている。また、年期を記すべき箇所を空白にし、所々に推敲の跡が見られることから、元々は清書を予定していた草稿として作られたと考えられる。原本では、後宇多天皇自身が真言の部分、7箇条目まで8箇所に御手印(手形)を押している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御手印遺告」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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