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御林(おはやし)は、江戸時代の幕藩体制の下で領主の管理下に属した山林のこと。 == 概要 == === 「御林」の呼称 === 「御林」は、本来江戸幕府の勘定奉行あるいは御林奉行の管理下にあった幕府直轄の山林(公儀林)を指すが、諸藩にも同様の山林があり、こうした山林も広義の「御林」に含まれる。もっとも、諸藩の山林では「御林」の呼称を避ける傾向があった〔所『日本史大事典』〕。 諸藩の御林については以下の名称が用いられていた。 * 御本山 - 弘前藩 * 御直山 - 秋田藩 * 御山 - 盛岡藩・福岡藩・小倉藩・臼杵藩・熊本藩 * 御建山 / 御立山 - 水戸藩・福井藩・鳥取藩・松江藩・広島藩・長州藩・人吉藩 * 御留山 - 尾張藩・紀州藩・土佐藩 こうした山林は林業的な観点から御林として設定されるものと、治山・治水・防風・防砂のなどの観点から御林として設定されるものがあった。また、寺社の境内林や古代から禁裏御料として続いた山国郷(旧山国杣・山国荘)も御林に準じた存在であった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「御林」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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