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相伴衆(しょうばんしゅう、御相伴衆とも)は、室町幕府における役職的な身分の一つ。将軍が殿中における宴席や他家訪問の際に随従・相伴する人々の事。管領家の一族や有力守護大名に限定されていたため、一種の社会的身分としての価値が生じて幕府内の職制にも反映されて管領に次ぐ席次を与えられるようになった。 == 室町幕府の重鎮大名 == 将軍の外出などに守護大名が随従する慣習は足利義満の頃には成立していたが、役職・身分としての相伴衆の成立は足利義教の永享年間であると推定されている。即ち「相伴衆」といえば以下の7家の当主を指していた。 ;山名氏:但馬・備後・安芸の守護。侍所所司。四職家。 ;一色氏:丹後・伊勢・三河の守護。侍所所司。四職家。 ;畠山氏(匠作家):能登の守護。 ;細川氏(讃州家):阿波の守護。 ;赤松氏:播磨・備前・美作の守護。侍所所司。四職家。 ;京極氏:出雲・隠岐・飛騨の守護。侍所所司。四職家。 ;大内氏:周防・長門・豊前・筑前の守護。 このうち『宗五大草紙』等における格式・礼式の規定を見ると、赤松・京極・大内の3家は相伴衆中では下位に位置づけられていたようである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「相伴衆」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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