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徳島ラジオ商殺し事件(とくしまラジオしょうごろしじけん)とは、1953年に徳島県徳島市で発生した強盗殺人事件。 犯人とされた冨士茂子に対し刑の確定後に再審によって無罪が言い渡された冤罪事件である。日本弁護士連合会が支援していた。なお、無罪判決によって名誉回復されたのは彼女の死後のことである。日本初の死後再審が行われた判例である。 == 事件の概要 == 1953年11月5日の早朝、徳島県徳島市で、当時50歳のラジオ商(現在でいう電器店)の店主男性が殺害され、彼の内縁の妻だった当時43歳の冨士茂子も負傷した。当初徳島市警察(当時)は市内の暴力団関係者2人を強盗殺人容疑で逮捕し、内1人は犯行を自供したが、証拠が無く不起訴処分とした。 その後検察は、事件から8か月後にラジオ商の住み込み店員の当時17歳と16歳の少年2人を逮捕し、1人は45日間、もう1人は27日間に渡って身柄を拘束して取り調べ、そこで得た証言から、冨士による狂言であると断定し、1954年8月13日に同人を逮捕した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「徳島ラジオ商殺し事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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