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「徳島県民の歌」(とくしまけんみんのうた)は日本の都道府県の一つ、徳島県の県民歌である。同名の曲が2曲存在する。 # 1947年(昭和22年)発表。作詞・住友柾之、作曲・今川幹夫。 # 1971年(昭和46年)制定。作詞・富士正晴、作曲・三木稔。 現在の県民歌は2.である。1.は正式な県民歌としては採用されていない〔国民文化協会『事典 シンボルと公式制度 日本篇』(国際図書、1968年)、231ページ。〕。 == 概要 == 1939年(昭和14年)に金沢治が作詞、服部良一が作曲をそれぞれ手掛けた「徳島県民歌」が制定されたが、戦前に制定された他県の県民歌と同様に1945年(昭和20年)の太平洋戦争終結後は演奏の機会が少なくなり「現代の徳島県にふさわしいものを検討」するとの理由により有名無実化した〔西崎嘉太郎/日本青少年音楽教育センター 監修『日本うたの地図』(しなの出版、1970年)、118ページ。〕。 1960年代には主に国民体育大会の開催に合わせて多くの県が新しい県民歌を制定したが、長らく新県民歌の制定が課題となっていた徳島県では1971年に「県民が誇りをもって明るく気軽に愛唱できる県民歌をつくり、郷土愛意識の高揚を図る」ことを制定意義として歌詞の公募を実施した。しかし、審査結果は「該当作無し」となり、改めて詩人で県出身の富士正晴に作詞を、同じく県出身の三木稔に作曲を依頼して7月に現行の「徳島県民の歌」が制定された〔中山裕一郎 監修『全国 都道府県の歌・市の歌 』(東京堂出版、2012年) ISBN 978-4-490-20803-0 、354ページ。〕。 1番と3番で繰り返される「さわやかさ」のフレーズ、そしてスダチの香りと鳴門の渦潮を讃える1番の歌詞が特徴的である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「徳島県民の歌」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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