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「心のこり」(こころのこり)は、1975年4月に発売された細川たかしのデビューシングルである。1975年の年間第8位に輝いている。 == 解説 == * 作詞はなかにし礼、作曲は中村泰士。冒頭の『私バカよね、おバカさんよね…』という歌詞が印象的である。 * デビュー曲ながら、オリコンで1位を獲得する。また、この年の年末の音楽賞レースでは「ロマンス」の岩崎宏美と激しく新人賞を競り合ったが、第17回日本レコード大賞の最優秀新人賞は、細川に獲得が決まった。また、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」(14位まで)以来の1位から10位(12位まで)の、すべての順位にランクされるという記録を達成している。 * 当初は「私バカよね」という曲名だったが、新人のデビュー曲ということで、挨拶回りに不都合が生じるため、「心のこり」に改題された。この「心のこり」という曲名は、コロムビアの泉明良ディレクターが歌詞を繰り返し口ずさんでいるうちに突然ひらめいた、歌詞には全く登場しないフレーズである〔読売新聞社文化部『この歌この歌手〈上〉運命のドラマ120』社会思想社、1997年、340-341頁。ISBN 4390116010〕。80万枚を売り上げる大ヒットとなった。 * 「札幌の森進一」と呼ばれていたクラブ歌手時代と比べると、この曲でのデビュー後は給料が大幅に減ったため、そういう意味で「私バカよね」などと自虐的な発言を、2002年8月7日放送の『速報!歌の大辞テン』で語っていた。他にもこの番組では、「北酒場」が流れた時は、故郷の真狩村の細川の銅像に地方公共団体が賽銭箱を置いたというエピソードも語っていた。 * メロディーがニール・セダカの「恋の日記」(原題:)に、よく似ている。 * 1975年大晦日の第26回NHK紅白歌合戦に初出場し、この曲でいきなり白組の先行トップバッターを務めた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「心のこり」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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