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『必殺するめ固め』(ひっさつするめがため)は、つげ義春による日本の漫画である。1979年7月『カスタムコミック』(日本文芸社)に発表された全16頁からなる短編漫画作品である〔「つげ義春漫画術(上巻)」(1995年10月 ワイズ出版)〕。 == 解説 == 『夢の散歩』(1972年4月)、『夜が掴む』(1976年9月)、『アルバイト』(1977年1月)、『コマツ岬の生活』(1978年6月)、『外のふくらみ』(1979年5月)に続く”夢もの”のひとつ。カスタムコミックは1979年5月創刊で当時人気作家だったさいとうたかお、石森章太郎、ジョージ秋山などの作品に加え、『ガロ』系のつげや弟のつげ忠男、勝又進などの作家も採用した。のちに『コミックばく』の編集長をつとめることになる夜久弘が編集担当者であった。 肉感的な女体が登場する。背景の時代が混乱し時代考証がむちゃくちゃだという批判があったが、つげ自身は意識的にそう描いた。ただし、読者を混乱させようという意図はなかった。夢を元にしているが、創作も入っている。するめのように腰を巻かれるのは夢どおりである。絵柄には非常に苦労している。女性の顔が普段と違っており、人形風に描かれているが、特にここに苦心をした。権藤晋はシュールレアリズム作品の最高傑作と評したが、世間一般の評価は高くはなかった〔「つげ義春漫画術(下巻)」(1995年10月 ワイズ出版)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「必殺するめ固め」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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