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『必殺仕事人2009』(ひっさつしごとにん にせんきゅう)はABCとテレビ朝日が共同製作し、テレビ朝日系で放送された時代劇。主演は東山紀之。 必殺シリーズの第31作目、必殺仕事人シリーズの第10作目、中村主水シリーズの第16作目にして最終作である。 ABC『必殺仕事人』シリーズ30周年記念、テレビ朝日開局50周年記念作品である。 ここでは、新春スペシャル版・連続ドラマ版の両方について解説する。 == 概要 == テレビ朝日系で2007年7月7日に放送された『必殺仕事人2007』(以降、『2007』と表記)の視聴率が、関東地区で20.9%、関西地区で24.0%と好調だったことから、『2007』のキャストを引き継ぎ『必殺仕事人2009』として連続ドラマ化が決定した。劇中の時系列では『2007』から二年後〔新春スペシャルの権堂伊左衛門の台詞より。〕という設定で、藤田まこと演じる“番組の顔”としての中村主水と、東山紀之演じる“物語の主人公”としての渡辺小五郎、という二枚看板での本格的な始動となる。 旧シリーズ当時、ジャニーズ事務所に所属していたひかる一平演じる西順之助の登場以来、『必殺仕事人』シリーズとジャニーズ事務所は密接な関係にあったが、本作品では主演の面々に加え、テーマ曲を東山・松岡・大倉によるユニット“The SHIGOTONIN”が務めるなど、今まで以上にジャニーズ事務所のアイドルが露出する内容となっている。また、中村主水を演じる藤田まことにとっては、食道癌による休養からの復帰第1作となった。大倉・田中(10代)、松岡(20 - 30代)、東山(40代以降の女性視聴者)三世代の異なる年代を配し、マニアと呼ばれるコアファン層に向けては不変の中村主水を演じる藤田まことを据えて、幅広い視聴者層をターゲットにしている。後期仕事人シリーズと同様に、放映当時の現代日本の世相を番組内容に取り込んだり、それらをパロディ化したシーンも少なくなかった。 レギュラーシリーズとしては初となる、独立したエンディングを持たない作品(本編エピローグに重ねて主題歌とスタッフロールが流れる)。 BGMは、『必殺仕掛人』のオープニングテーマを流用したオープニングをはじめ、旧作品からの流用が中心となっている。 作風は、初期のシリーズに回帰することを前提としており、ハードな印象のものになった。放送期間が延長され2クールめを迎えると、源太が壮烈な死を遂げてしまうなど、さらにハードな展開になったが、小五郎とこう・ふく、涼次と如月のコミカルなやり取りや、源太と作太郎の血の繋がりを超えた親子愛も強調され、シリアスになりすぎないための配慮がなされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「必殺仕事人2009」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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