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おしょろ丸(忍路丸)は北海道大学水産学部の附属練習船である。2016年現在は、2014年7月に就役した5代目が運航されている。 == 忍路丸 == 忍路丸は1907年(明治40年)4月に開設された札幌農学校水産学科の初代練習船として、三重県大湊町の市川造船所で建造された木造帆船である。工費は14,473円。〔船名は遠藤吉三郎教授の発案で、佐藤昌介学長によって命名された〔。 2本マストでフォアマストに横帆を持つトップスルスクーナーとして建造されたが、翌年にはブリガンティンに改装され、1913年(大正2年)3月にはスウェーデンのボリンダー=ムンクテル社製の補助機関(63馬力)を増設した。〔1909年(明治42年)2月に竣工、当初は忍路臨海実習所が設置された小樽市の忍路湾に錨泊していたが、後に定繋港を小樽港に移している。なお、忍路丸が就役した1909年(明治42年)2月時点では東北帝国大学農科大学水産学科に改称されている。 1926年(大正15年)10月までの17年間で26次にわたって日本近海およびオホーツク海で練習航海を実施、総航程約92,600kmを航海し約200名が乗船した。〔 退役後は少年団日本連盟の練習船義勇和爾丸(ぎゆうわにまる)となり、1934年(昭和9年)には東南アジア方面への遠洋航海を行っている〔。1938年(昭和13年)3月に三重県大王崎で座礁、修理後は海運会社の所有となり、貨物船海勢丸として運航されていたが、1944年(昭和19年)に空襲により炎上した〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「おしょろ丸」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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