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快天山古墳(かいてんやまこふん)は、香川県丸亀市綾歌町栗熊東・富熊にある前方後円墳。国の史跡に指定されている。 香川県ではさぬき市の富田茶臼山古墳に次ぐ第2位の規模である。また四国地方では、富田茶臼山古墳、徳島県の渋野丸山古墳に次いで第3位の規模である。古墳時代前期の築造と推定され、前期に限れば四国地方では最大、瀬戸内地方で6番目の規模になる。 == 概要 == 埋葬施設は、後円部に3か所確認されており、それぞれ刳抜式の割竹形石棺を有する。石棺の石材は香川県鷲の山産の変朽安山岩が使用され、割竹形石棺を採用した古墳の中では国内最古である。墳丘は、大半が地山の削り出しによって形成されているが、後円部の上半部は盛土で構築されている。3段以上の築成により、各段のテラス部には円筒埴輪や壺形埴輪が配置、斜面部には葺石が配されている。墳丘の主軸や埋葬施設の主軸から検討すると、讃岐型前方後円墳の築造様式と畿内前方後円墳の築造様式の双方の特徴が見られることから、非常に貴重な考古資料といえる。 発掘調査は1950年(昭和25年)より香川県教育委員会が埋葬施設を中心に行った。翌1951年(昭和26年)には、京都大学による再調査、2001年(平成13年)からは綾歌町教育委員会により墳丘の調査を行い、資料をまとめた結果、2004年(平成16年)9月30日に国の史跡に指定され、保存措置が講じられることとなった。現在、史跡公園として整備されることが期待されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「快天山古墳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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