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(n) express charge =========================== ・ 急 : [きゅう] 1. (adj-na,n) (1) urgent 2. sudden 3. (2) steep ・ 急行 : [きゅうこう] 1. (n,vs) express (e.g., train that bypasses many stations) ・ 急行料金 : [きゅうこうりょうきん] (n) express charge ・ 行 : [くだり, ぎょう] 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse ・ 料 : [りょう] 1. (n,n-suf) material 2. charge 3. rate 4. fee ・ 料金 : [りょうきん] 【名詞】 1. fee 2. charge 3. fare ・ 金 : [きん] 1. (n,n-suf) (1) gold 2. (2) gold general (shogi) (abbr)
急行券(きゅうこうけん)とは、列車やバス、船舶などの急行運転を行うものへの乗車に対して運賃とは別に料金を徴収するもので、その料金支払いの証票である。急行料金を定めている運輸機関について、当該料金(急行料金)を収受し、急行列車等による輸送契約が成立したことを証し交付される。急行列車等の利用時に追加で購入し、必ず乗車券と共に使用する。 鉄道においては、その利用に際して、旅行(乗車)の対価(運賃)として普通列車等に通用する「乗車券」に対し、到達時間の短縮や特別な客室など追加的なサービスの対価として購入する「料金券」の一種である。 == JR線の急行料金 == JR線の場合、旅客営業規則上「急行列車」とは普通急行列車(いわゆる急行)と特別急行列車(いわゆる特急)の総称であり、「急行券」についてもそれに準ずるが、一般に「急行券」と呼称する場合は、前者に通用する「普通急行券」を指す。以下、これを踏まえ次のような用語法により述べる。 * 急行列車または急行 - 普通急行列車を指す。 * 急行券 - 普通急行券を指す。 * 規則上の急行列車 - 普通急行列車および特別急行列車の総称とする。 * 規則上の急行券 - 普通急行券(急行券)および特別急行券(特急券)の総称とする。 急行券の購入により、急行列車の普通車自由席を利用できる。急行券には座席指定の効力はない。急行列車の普通車指定席を利用する場合は、急行券に加え指定席券を別途購入する必要がある。 * JR線の場合、規則上の急行列車は「目的地まで普通列車に優先して運送する列車」という位置づけであり、より速く旅行することの対価として料金を定めるものである。このうち急行列車は、営業政策の歴史上、全車自由席で編成されたものであったことから、指定席券は追加的に別途発売されるものとなった。そのため、かつてはいわゆる「繁忙期」に始発駅においては乗車整理券を発行していたことがあった。 * かつて準急行列車(準急)が運転されていた時代には準急行券が発売されたが、当初は急行券に比べ安価に設定されていた。これは、車両設備を急行列車より簡易なものと位置付けたことによるが、後に153系電車やキハ55系気動車のように急行列車同等の車両設備を持つ車両で運転されるようになったこと、および料金制度の簡略化のため、制度末期には100kmまでの設定となり、のちに廃止された(「準急列車」を参照)。 * 函館本線を運行していた急行「アカシヤ」では、運行区間の一部を急行から準急に格下げするという列車があったが、当該列車の種別の異なる区間を通して乗車する場合には「急行・準急券」という結合した料金券を発行したとされる。 * 第1種身体障害者および第1種知的障害者が介護者とともに普通急行列車に乗車する場合は、割引が適用される〔身体障害者旅客運賃割引規則 第4条2項 JR東日本公式サイト〕〔知的障害者旅客運賃割引規則 第4条2項 JR東日本公式サイト〕。 なお現在、急行列車は多客期の臨時列車(多客臨)のみのため(こちらも参照)、急行券の発売は当該列車が運行され乗車する場合に限定される。 またかつては、旧宇高連絡船に存在したホバークラフトや高速艇による急行便に乗船する時に必要な連絡船急行券や、「急行」を称したバスを運行していた白棚線など国鉄バスの一部路線ではバス急行券も存在した。ともに座席指定ではないが、便名を指定してみどりの窓口で発売されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「急行券」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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