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1. (n,vs) raid 2. assault 3. descent =========================== ・ 急 : [きゅう] 1. (adj-na,n) (1) urgent 2. sudden 3. (2) steep ・ 急襲 : [きゅうしゅう] 1. (n,vs) raid 2. assault 3. descent
奇襲(きしゅう, surprise)は、敵の予期しない時期・場所・方法により組織的な攻撃を加えることにより、敵を混乱させて反撃の猶予を与えない攻撃方法をいう。敵の混乱に乗じて士気を減衰させ、より大きな損害を与えることが期待できる。厳密には、「奇襲」は全く敵の不意をつく攻撃であり、「強襲」(assault)とは陣地や要塞で防御を固めた敵に対する圧倒的な戦力を用いた攻撃であり、「急襲」(raid, sudden attack)とは不意を突きつつの迅速かつ大規模な攻撃であり、これらは類似概念として区別される。 == 戦略的な奇襲 == 戦略的な奇襲は、戦争が始まるような関係ではなかった、政治的なチャネルが継続している、宣戦布告がない、など防御側が戦争状態となることを十分に予期していなかった状況で、一方的に開始される戦闘行為である。 開戦に準備される作戦などには、部隊の動員と集結、補給物資の調達など、数ヶ月の準備期間を要する。こうした動きは敵側も容易に察知できるため、戦略的な奇襲は、防御側の無知や怠慢といった状況がなければ成り立ちにくい。例えば、ナチス・ドイツのソ連侵攻(バルバロッサ作戦、1941年6月22日)の際は、ソ連の情報機関がドイツ軍の動向を察知していたにもかかわらず、スターリンはこれをドイツとソ連とを戦わせるためのイギリスの謀略であると考えて、情報を故意に握り潰したとされている。 他の事例としては、カルタゴのハンニバルによる第二次ポエニ戦争の開始(紀元前219年)や、ナチス・ドイツおよびソ連軍によるポーランド侵攻(1939年9月)、日本海軍による真珠湾攻撃(1941年12月8日)があげられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「奇襲」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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