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性的少数者(せいてきしょうすうしゃ)とは、何らかの意味で「性」(「性別」も参照)のあり方が非典型的な人のこと。英語のSexual Minority(セクシュアル(セクシャル)・マイノリティ)の日本語訳である。性的少数派、性的マイノリティ、ジェンダー・マイノリティとも言う。一般的に同性愛者、両性愛者、トランスジェンダー(性同一性障害の当事者含む)などが含まれる。 最近の英語圏では、総称として、GSM(「ジェンダーと性的少数」)〔http://www.derby.ac.uk/campus/support/gender-and-sexual-minority-students/ "Gender and Sexual Minority Students (LGBTIQA)". University of Derby. Retrieved 12 March 2015.〕、GSRM(「ジェンダー、セクシュアリティ、そしてロマンチックマイノリティ」)、およびGSD(「ジェンダーとセクシュアリティの多様性」)〔http://www.pinknews.co.uk/2013/02/25/organisation-proposes-replacing-the-limiting-term-lgbt-with-more-inclusive-gsd/ Organisation proposes replacing the 'limiting' term LGBT with 'more inclusive' GSD, February 25, 2013〕が提案されている。 == 概要 == この言葉は、1960年代にLaws Ullerstam(sv)の著書に影響を受けて、少数民族(ethnic minority) の類語として生まれたとされている。 同性愛、両性愛、トランスジェンダーは、現象としてはかなり異なったものであるが、幾つかの理由から総じて論じる必要もあることから、性的少数者という概念が用いられる。理由としては次のようなものがある。 * 人間の性にまつわる活動を、単純に2種類に分類できると想定した諸制度において、不都合を生じるという点では、一致している。 * これらの概念に関して知識の無い人物からは、しばしば混同されがちであり、混同した上で蔑視する者もいる。 しかしながら、身体障害や精神障害などといった障碍をもつ人々も、トランスジェンダー同様、全人口に対する割合からすれば「少数」であるが、障碍を持つ人々を「少数者」と称することは海外は勿論、日本国内に於いてもほとんどみられない。したがって「少数者」という表現には社会的排除や見えない差別的ニュアンスが含まれることがある。実際、LGBTの問題を扱ったジョグジャカルタ原則の前文において、異性に性的指向を持つ者や特に性自認が身体的性別と一致している者が圧倒的多数であるにも拘わらず、その前文では、性的指向の定義に関して敢えて、「異性や同性、両性(二つ以上の性)に対する」と表現している。また性自認の定義に関して、「出生時の身体的性別に対応することもあればしないこともある」と表現している。 これは真にいわゆるLGBTを「少数者」として社会的に排除することなく、他の人間と同様に尊厳や権利を保障され、社会的に受容される正当性と必要性によるものである。ちなみに今日海外において、LGBTをMinority(少数者)と称することはほとんどなく、特に国際連合等の公文書においては全く用いられない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「性的少数者」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sexual minority 」があります。 スポンサード リンク
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