|
(n) superhuman strength =========================== ・ 怪 : [かい] 【名詞】 1. mystery 2. wonder ・ 怪力 : [かいりき] (n) superhuman strength ・ 力 : [ちから, りょく] 1. (n-suf) strength 2. power
怪力(かいりき、かいりょく)とは、人並み外れた素晴らしい筋力、腕力をいう言葉。通常は男性のみに使用される語であるが、力の強い女性のことをしばしば怪力女と称することがある。『古今著聞集』(鎌倉後期成立)では、力女(りきにょ)という語も用いられている。また、「火事場のバカ力」というような語句も使われる。 == 概要 == ギリシア神話のヘラクレスや日本神話のイザナギ〔黄泉国の追手から逃れる際、千引石(ちびきのいわ、神名を道反大神)という千人でやっと動かせる石を動かし、道を塞いだ。少なくとも千人力ということになる。〕と手力男命、旧約聖書のサムソンのように古来から怪力を持つ者は英雄視された。 現代においても重量挙げやハンマー投など怪力を競う競技はいくつか存在し、またプロレスにおいても、怪力という明快な魅力は多くのレスラーのセールスポイントとなっており、ブルーノ・サンマルチノ、ハルク・ホーガン、豊登道春などが有名である。特にアメリカのプロレス界では怪力レスラーの人気が高いことで有名である。 フィクションにおいてもスーパーヒーローたちの多くは怪力の持ち主である。魔法が登場する作品では、魔法(妖術、神通力などと呼ばれることもある)によって常人離れした怪力を実現する設定が数多く存在する。 日本文学では怪力に関する話は、強力譚(ごうりきたん)と称され、合戦・武勇譚、盗賊譚、怪異譚とは分類が異なる。『今昔物語集』の23巻もこの強力譚に分類される。 怪力伝説の中には、怪力で名の知れた者が、力比べをして敗れる語り、つまり、かませ犬としての立場も見られる。類似の語りとして、怪力者を組討ちや柔といった術者が倒す語り(威厳付けの話)もあり、派生話としては、知恵や機知で怪力者を倒す話もある。分類的には、怪力ゆえに徳をした語りや怪力ゆえの悲劇の語り、外見にそぐわぬ者が怪力者で周囲を驚かせる語りなどがある。異類婚姻譚によって怪力を手にした語りや怪力者によって作られたとする由来伝承などは、説明するための伝説といえる。 医学的な見地からは、生まれもっての怪力者、つまり先天性であり、突然変異の結果、子供の頃から異常に筋肉が発達した者〔ミオスタチンの欠如が、筋肉肥大症例の一因とされ、詳細は解明されていない部分も多いとされる(人以外の動物でも症例は確認されている)。人為的な実験として、遺伝子ノックアウトも参照。〕と、肉体を鍛え続けた結果、周囲の人より筋力が強くなった者に別れる(三ノ宮卯之助等は後者に当たる)。妖怪である赤頭の怪異話などは、見知らぬ子供が力自慢の大人以上に怪力だったというものであり、先天性の怪力者がモデルになったとも考えられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「怪力」の詳細全文を読む
=========================== 「 怪力 」を含む部分一致用語の検索リンク( 3 件 ) 怪力 怪力乱神 怪力無双 スポンサード リンク
|