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心霊スポット(しんれいスポット)とは、幽霊や妖怪の出現地、または超常現象が起こるなどとされる場所を指す、近年用いられるようになった俗称である。恐怖スポットや怪奇スポットとも言う。 == 概説 == 墓地、古戦場、自殺の名所(樹海、岬、橋)、山中のトンネルや峠など、霊が出るという都市伝説的な噂がたっている場所や、病院や学校の跡といったいわゆる廃墟と呼ばれる建物、旧道・廃道になって雰囲気がある荒れた場所、あるいは過去に忌まわしい事件・事故が起こった場所などが心霊スポットとされるようになることが多い。 元々、幽霊やお化けなどが出没するとされる建物は幽霊屋敷、お化け屋敷などと呼んでいたのであり、現在でもそう呼ばれている。ただし、幽霊屋敷やお化け屋敷と言う時は、原則的に指すのが建物に限定されている。一方、心霊スポットという言葉は、建物に限らず広範囲を指すことができる便利な用語であり、近年日本で広まった。不気味な現象や不可解な現象と遭遇した等の体験談、さまざまなエピソードとともに語られている。 超常現象と呼べるような事態が実際には起こっていなくても、自然発生的に噂が広まって心霊スポットとされてしまっているケースもある。中にはありふれた事件・事故の話に尾ひれがついて噂が独り歩きし、現場とされる場所が結果的に心霊スポットとされてしまうケースや、極端な場合、そもそも事件・事故があったかどうか定かではない場所までもがそう噂されてしまうケース、つまり風評にすぎないものも紛れこんでいる。 テレビ番組や雑誌に取り上げられたり口コミで噂が広まることが多い。人気の無いトンネルや廃病院など、昼間に行っても恐ろしげな外観をしている場所が多いが、夜間になると一層恐ろしさを増す。また、夜間でないと恐ろしさがない場所も多い。 肝試しなど興味本位で敷地や建造物に不法に侵入する者もおり、騒いだり建造物や器物の損壊に及んだりして近隣住民に被害を及ぼす事件も起こっている。許可なく私有地に侵入することは住居侵入罪が成立する(廃業した施設で廃墟化していても運営母体や管理会社などにより看守されていることもある)が、無人で看守されていない建物等への侵入であっても軽犯罪法により、いずれも処罰の対象となる。また、地元住民も寄り付かないような場所の場合、もし事故が発生したとしても発見や救助が遅れる可能性があり、危険である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「心霊スポット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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