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「恋するカレン」(こいするカレン)は、1981年6月21日に発売された大滝詠一通算8作目のシングル。 == 解説 == 「恋するカレン」はアルバム『A LONG VACATION』〔『A LONG VACATION』 1981年3月21日発売 NIAGARA ⁄ CBS/SONY LP:27AH-1234, CT:27KH-959〕収録曲だが、イントロの音量が2.5db上げられている。カップリングに収録された「雨のウェンズデイ」が翌年、タイトル・トラックとして再シングル・カットされた際〔「雨のウェンズデイ」 1982年5月21日発売 NIAGARA ⁄ CBS/SONY EP:07SH-1151〕、カップリングで再収録された。 この曲は「君は天然色」〔「君は天然色」 1981年3月21日発売 NIAGARA ⁄ CBS/SONY EP:07SH-944〕と同じく一発録りだが、アコースティック・ギターやパーカッション、ピアノなどが何層にもダビングされているという。大滝詠一によれば「ベースはウッド・ベースとDANELECTROベースを絡めるというテクニックを使いました。良いオーディオ・システムで聴いてみると分かるでしょう。弦は松任谷君で、どこにどんな感じのフレーズが欲しいかを細かく説明したものを元に譜面に起してもらいました」〔と答えている。 サビ、とりわけ2回目で強い印象を与える大滝自身による多重コーラスについては「この曲は『ロンバケ』で唯一マルチをシンクロさせました。おかげでたっぷりコーラスにトラックを使うことができましたね。ダビング中はスレーブ・マルチだけで作業します。完成したら(CBSソニー信濃町スタジオ)Bstでスレーブを回してコーラス部だけ卓でミックス。その2ミックスをケーブル直引きで隣のAstに持ってきて同期並走するマスター・マルチの2trに戻しました。なので、ミックス時には24trマルチ1本なのです」〔とし、アレンジはあらかじめ譜面に細かく書かれていたわけではなく、頭の中にあるイメージを元に現場で作り込んでいったのだという。 その一方で、ヴォーカルの出来に納得がいかず、一時はお蔵入りも覚悟したという。その理由については「何せオケを作ってコーラスまで分厚く作りこんでありましたからね。カラオケができた段階で“どうだ、ザマーミロイっ! これで文句はあるまい!”って勝利宣言したのはいいんだけれど、いざ歌入れしてみたらあまりに豪華なバックに負けちゃうんですよ、歌が。だもんで、ホントやめちゃおうかなと思ったり」〔としている。 プロモ・シングルはブルー・レーベル、クリア・ヴィニール仕様〔「恋するカレン ⁄ 雨のウェンズデイ」 1981年6月 NIAGARA ⁄ CBS/SONY EP:XDSH-93009〕。音源にはステレオ音源を機械的にモノラル化したものが使用されており、以降ソニー盤プロモのモノラル盤は同処理が行われていた〔。 アーサー・アレキサンダーの「Where Have You Been All My Life」とメロディラインが酷似しているが、大瀧の楽曲は意図的に既存の曲を下敷きにすることが多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「恋するカレン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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